クワガタの人工蛹室をティッシュペーパーで作る方法!
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クワガタの人工蛹室〜ティッシュペーパー編〜
クワガタの幼虫が前蛹になる前に羽化するための蛹室を作るわけですが、うまいことクワガタの幼虫が、蛹室を作ることが出来なかった場合は人間の手で作った、人工蛹室に移す必要があります。
そのまま放置していると羽化不全の原因になりますし、羽化する前に死亡してしまう可能性があります。必ずこのような時は、人工蛹室に移すようにしましょう!
園芸用のオアシスを使う方法もありますが、今回はオアシスを用意出来ない場合などの時に簡単に蛹室を作ることができるティッシュペーパー人工蛹室を紹介します。それでは、いってみよう( ´ ▽ ` )ノ
クワガタのティッシュペーパー人工蛹室で必要なもの
*BOXティッシュ
*容器
このようなタッパーウェア、もしくは
以下のようなクリーンカップで大丈夫です。
*霧吹き
クワガタのティッシュペーパー人工蛹室の作り方
①ティッシュペーパーを4つ折りにして丸め、霧吹きで湿らせて平行に2本並べて中にセットします。
②さらに、重ねて太くしてこのように土台の高さも高くします。
③今度は中央部分に8つ折りしたティッシュペーパーを湿らせて敷き、その上に4つ折りしたティッシュペーパーを湿らせて何枚か重ねて敷きます。
④このようになったら、軽く押し固めて形を整えて作ったら完成です!
この土台の高さは、クワガタの種類で調整したらいいです。ちなみに、この画像のような感じでしたら、国産オオクワガタのオスでも問題ありません(^_^)
⑤ラップなどでフタをして、針で通気口を作る。容器の乾燥に気を付けてください。
クワガタの人工蛹室が必要になる時はどんな時?
人工蛹室が必要になる場合はまず、
『蛹室が崩壊した時』です。
この状態になるのは、マットで飼育している時になることが多いのですが、これはマットの劣化や固く詰めていないのが原因です。劣化した菌糸ビンや蛹室の周囲のマットが柔らか過ぎるのが駄目なのです。
そして、『露天蛹室』という状態があります。
これは、幼虫がマット内に適度な蛹室を作る場所が無かった時に起こる現象で、飼育ビン上部の隙間などを利用して蛹化してしまうことです。適度な湿度が保たれている場合はいいのですが、周りのマットが乾燥していて崩落の危険がある場合は人工蛹室に移しましょう!
他にもありますが、オアシス編でお話ししますね( ´ ▽ ` )ノ
最後に・・・
注意点としまして、透明な容器を使う場合は、遮光処理をするか、暗いところで管理するようにしてください。
蛹(さなぎ)になって、4週間〜8週間ほどで羽化しますが羽化して、体が硬くなるまで4週間ほど期間がかかります。柔らかい状態で動かすのは良くないので、ちゃんと、体が硬くなってから飼育ケースに移すようにしましょう!
それでは、今回はクワガタの人工蛹室〜ティッシュペーパー編〜でした( ´ ▽ ` )ノ
タグ:クワガタ 人工蛹室, クワガタ 羽化, クワガタ 蛹, 人工蛹室 ティッシュペーパー