カブトムシの産卵飼育セット方法!〜産卵で繁殖させよう〜
今回のテーマはこちら↓
カブトムシの産卵飼育セット方法
さて、前回ではカブトムシの産卵時期やカブトムシの種類によって、羽化〜成熟までの期間が違うこと、そして、成熟しないとオスとメスを一緒にしても意味ないことを話しました。
前回の記事を見ていない方はこちら↓
それでは、カブトムシの産卵に必要なものと手順を紹介していきます(^_^)
カブトムシ産卵に必要なもの
*カブトムシのメスが卵を産むための飼育ケース
カブトムシのメスはマットに潜って、移動しながら卵を産みます。その為、出来れば大きめの容器で飼育するようにしてください。だいたい、1匹で30個〜50個ほど卵を産みます。1つのケースで複数飼いをすると密集し過ぎて卵や幼虫を潰してしまいます。ですので、1ペアでの飼育をするようにしてください。
*ディフェンスシート
ディフェンスシートですが、上記のようなコバエ防止飼育ケースを使用しているなら特に必要ありません。しかし、以下のような飼育ケースはディフェンスシートもしくは、新聞紙でコバエを防止する必要があります。
*カブトムシの産卵用発酵マット
カブトムシの発酵マットは、探せば色んな種類のマットがあると思います。どのサイトやホームセンターでも、何種類もありそれぞれ特徴がありますが、肝心なのは、産卵用の発酵マットを購入してください。後は、値段や特徴で好みのものを選んだらいいと思います。
個人的には、完熟マットと呼ばれるマットを購入したら間違いないですね♪
また、発酵マットを購入した際は、ガス抜き・加水をしないといけませんがその手順を記事で書いていますので参考にしてください( ´ ▽ ` )ノ
*カブトムシの餌(エサ)
リンゴやバナナなどでも大丈夫ですが昆虫高タンパクゼリーがオススメ(^_^)ただ、汚れや不衛生になりやすく水分の多すぎるスイカはやめましょう。
*転倒防止材
転倒防止材をマットの上にエサと一緒にセットすればOKです( ´ ▽ ` )ノ
カブトムシ産卵セット手順
さて、上記のものを用意したら飼育ケースにセットしましょう。まず、マットに関してですが発酵マットをガス抜き・加水した後は、再発酵していないか確認する必要があります。3日ほど置いて再発酵していないか確認してカブトムシのメスを飼育ケースに入れるようにしましょう。
この発酵マットのガス抜き・加水をしていない場合、メスが産卵のためにマットに潜っていて再発酵したらメスが亡くなることがあるので、ここは注意が必要です。
*発酵マットを7割ぐらいまで入れます。
底から5〜10センチは固く詰めるようにしてください。7割ほど入れたマットの上に2センチほど柔らかくマットを敷きましょう!全体のマットの深さは20センチほどあればOKです。フタをして3日ほど置き、再発酵していないか確認して次の工程に進みましょう!
*エサ・止まり木・メスを入れる
再発酵していないのが確認できたら、エサ・止まり木・メスをセットしたら完成です。葉っぱも入れてあげると、より自然に近い状態になりますね(^_^)メスが潜ってだいたい1ヶ月半から2ヶ月が目安になります。
管理温度
このようにカブトムシの種類によって管理温度は様々ですが、20度前後と25度前後の温度管理でほぼ対応が可能になっています。この温度より低い場合、産卵しないことがあるので注意して下さい。管理する場所は、風通しの良い直射日光に当たらない所に設置しましょう!
では、今回はカブトムシの産卵編でした( ´ ▽ ` )ノ