カブトムシの「蛹」の飼育方法や動画をご紹介!
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『カブトムシの蛹の飼育方法』
「蛹(さなぎ)ってなんなの??」というと、幼虫から成虫になる最終段階の成長過程です。手足は固まった状態でもちろん餌を食べることもできない状態のことを蛹(さなぎ)と言います。
幼虫から蛹になる最初の段階を前蛹(ぜんよう)といいます。
このように色が黄色っぽくなってきて、この頃からエサを食べなくなります。この前蛹になる前に羽化するための蛹室(ようしつ)を自力でマットを固めて作ります。
この状態になったら飼育ケースを、むやみに動かしたり振動を与えるなど刺激を与えないようにしてください。この時期は非常にデリケートな状態になっているので蛹室を壊さないためにも、そっと見守るようにしましょう!
幼虫が蛹室を作る時、重要なのがマットの水分です。
乾燥し過ぎていたら固まらないのでダメですし、水分が多すぎたら蛹室の中で水たまりが出来てサナギが死んでしまう危険がありますので注意してください。
マットの水分の適量は手で軽く握って玉が出来るぐらいが丁度いいです。カブトムシが蛹室を作り始めて水分量を調整するのは良くないので、前回の記事でも紹介した3月にマットの交換をする時の内容を参考にしてこの時にしっかり蛹室のための準備をしておきましょう( ´ ▽ ` )ノ
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前蛹の状態から、脱皮してサナギへと姿を変えます。
サナギの育て方や飼育は、特にこれと言ってありません(^_^)強いていうなら、温度管理を幼虫の頃と同じような20度〜25度に設定してあげるといいですね。
それと、飼育ケースの深さがないとカブトムシの角が曲がってしまう危険があります。だいたい深さが15センチ〜20センチあれば問題ありません。
カブトムシがサナギの状態でいる期間は個体差や環境にもよりますがだいたい1ヶ月ぐらいの期間が平均的です。羽化するのを見守ってあげるといいでしょう!
ちなみに羽化したカブトムシはこちら↓
いや〜、綺麗ですよねー( ´ ▽ ` )ノ
羽化後は前翅(まえばね)が白色ですが、時間が経過していくとオレンジ色になり、そして黒色と変わっていきます。黒色になって一週間もすれば、土の外に出てきて活動を始めます。
最後に幼虫が蛹化する動画をご覧ください
是非、このシーンを生で観てもらいたいです(⌒-⌒; )
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